明治5年に学制が発布、大館では明治7年4月24日に桂城小学校の前身である中城小学校が玉林寺を借りて創立され、9月に大館城址に移転しています。明治元年、戊辰戦争により名城と謳われた大館城は焼失しており、その城址に創立された中城学校は地域の期待を一身に
担っていたと思われます。開校以来校名を変えながら、明治41年には男女別学となり、大館男子尋常高等小学校になりました。昭和20年、男女共学の桂城国民学校になり、昭和22年に大館町立桂城小学校になり、昭和29年に現在の水門町に移転しています。
大館城は桂城(かつらじょう)とも呼ばれ、その名を校名とする桂城小学校は、累積の優れた校風と特色があります。その一つは、桂城(かつらじょう)や城下町の歴史と現在の教育資源です。また、歴史ある桂城小学校の地域や保護者は教育熱心で協力的です。このような桂城学区の特色や強みを最大限に生かし、桂城小学校の歴史に自信と誇りをもって、今年度の重点を一心一歩で共通実践し、令和6年度の創立150周年につなげていきます。
〒017-0887
秋田県大館市水門町1-12
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