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令和6年度の創立150年に向けて

職員室.0186-42-2262

通級指導教室.0186-42-4910

〒017-0887 秋田県大館市水門町1-12

おいしい給食めしあがれ給食タイム

桂城小学校の給食ヒストリー

 本校は、明治7年4月24日に開校しており、旧大館町で一番歴史のある学校です。かつて、校舎は大館城の跡地、現在の桂城公園にありました。開校以来、校名を変えながら、明治41年には、大館尋常高等小学校が男女別学になり、大館男子尋常小学校としての歴史が続きます。昭和20年、終戦後に桂城国民学校となり、男女共学になりました。昭和22年には桂城小学校となり、中学校が併設されています。

 このような歴史の中、昭和23年4月、脱脂粉乳によるミルク給食が開始されます。本校は、昭和29年4月、現在の水門町に移転しました。新築の木造校舎で、移転後も、脱脂粉乳によるミルク給食を継続していました。昭和41年には完全給食を実施できるように給食室を改築し、昭和42年5月2日からパン食による完全給食を開始しました。2学期からは、脱脂粉乳を生牛乳に切り替えています。当時の児童数は820人、職員数は28人、850食程度を配食していました。

 昭和49年には、現在の鉄筋コンクリートの校舎が完成し、創立100周年記念事業が行われました。新校舎には近代的な給食設備の整った給食室も設置され、完全給食が継続されました。当時の児童数は、834人、職員数は33人、870食程度を配食していました。昭和52年11月からは、週1回の米飯給食が始まりました。現在は、週3回の米飯給食、週1回の麺類給食、週1回のパン給食になっています。

 新校舎完成から49年が経過し、令和6年度には創立150周年を迎えます。給食室も50年が経とうとしています。設備や機械が老朽化し、中には修理部品の入手が極めて困難な物もあるそうです。そのような事情から、桂城小学校の自校給食は数年後には廃止され、既存の給食センターから配食されることになります。

 桂城小学校の卒業生や勤務した教職員などの声を聞くと、桂城小学校の学校給食はおいしいとの評判が高く、平成28年には、全国学校給食甲子園「特選」に輝き、第9回地産地消給食等メニューコンテスト東北農政局長賞を受賞している実績もあります。

 惜しまれながら、廃止せざるを得ない桂城小学校の自校給食を記録に残したいと考え、令和5年度1年間の記録をホームページ上にアップすることにしました。折しもウクライナ戦争などで物価が高騰し運営が厳しい状況ですが、大館市による国の助成を活用した1食当たり20円の補助が昨年度から継続され、メニューは充実しています。

 令和5年度のおいしい給食を、チームワークよく、つくってくださるスタッフを、敬意を込めて紹介します。学校栄養士:花田珠佳、調理技師:阿部美佳、小林泉、浪岡文子、安達美代子、武田留美子の6名です。

 本記録が卒業生など、桂城小学校にご縁のあった方々に、懐かしく思っていただけるとすれば幸せなことです。


おいしい給食めしあがれ

           

バナースペース

大館市立桂城小学校

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